最近 WordPress の話題ばかり投稿していますが、その流れでもう1つ。
レンタルサーバはいろいろありますが、あるときFUTOKAサーバさんに WordPress サイトを構築する機会がありました。
Wordpress は利用者が多いのか、各種レンタルサーバでは WordPress の自動インストールをサポートしているところもあります。
FUTOKAサーバさんにも WordPress の自動インストール機能はあるのですが、このときは他のサーバからの移転であったためそれは使わず、FTPでファイル一式をアップロード、データベースを作成して wp-config.php を書き換える という手順を実施しました。
特に何の問題もなく、サイトは表示されました。
ところがある日、「サイトにログインできない」という連絡がありました。
試してみたところ、ログイン画面にアクセスできず、403エラーになってしまっていました。
詳しく調べてみると、サイト全体にアクセスできなくなったわけではなく、wp-login.php のみアクセスできないような状態でした。
どういうことなのか… と情報を集めていると、「Wordpressの自動インストールではデフォルトで国外IPアクセス拒否になっている」という記事を発見。
症状をみるにこれが原因のように思えたものの**自動インストールはしていない**ので、これではないだろうと早合点してしまいました。
しかし原因はこれ(と思われる)でした。
すべてのケースでそうなのかはわかりませんが、どうやら、自動インストールでなくても国外IPアクセス拒否が設定されることがあるようです。
公式サイトでも案内されている、.htaccess の修正で403エラーは解消しました。
SetEnvIf Request_URI ".*" AllowCountry
他のレンタルサーバでも同じようなことがあるかもしれませんので、このような WordPress サイトでログイン画面だけがアクセスできないという現象に突き当たった場合には、レンタルサーバに導入されているIPアクセス制限などのセキュリティ関連の設定を調べてみるとよいかもしれません。