日本だけでなくヨーロッパやロシア、アメリカなど世界中に拠点を持つABBYが提供するFlexiCaptureは、あらゆる種類の書類を取り込んでデータ化できるAI-OCRです。
手作業での文書の仕分け、データ入力が業務の大半を占める企業にとってはもちろん、業務の効率化を図りたい企業であればAI-OCRの導入によって、コスト削減、業務効率化が図れることは間違いありません。
ここでは、FlexCaptureの特長や読み取りの精度、ビジネスシーンでの活用方法などについてお伝えします。
「FlexiCapture」とは
FlexiCaptureは、紙媒体の書類や画像として撮影された文書を素早くデータ化できるツールで、特に可変帳票の処理に特化しています。
半構造化文書の読み取り精度が高いため、OCRによる業務の効率化を検討している企業であれば十分に満足できるはずです。
FlexiCaptureの特長
・異なるフォーマットの文書に対応可能
請求書や申込書などフォーマットの異なる文書などから共通する項目をデータ抽出することもでき、文書処理業務の大半を自動化することが可能です。
種類の異なる文書を扱う際にも、手作業による仕分けは不要で、FlexCaptureが構造化されていない文書であっても正確に認識して分類してくれます。
モバイルから取り込んだ画像など、低品質な画像であっても自動的に画質の改善が行われるため、いつでも高画質の画像からのデータ抽出が行えます。
・文書定義が容易
文書定義を行うための専門的な知識は不要、項目を囲むだけで自動認識してくれるので誰でも簡単に文書定義が行えます。
OCR処理後に誤認識した場合、補正画面で正しい情報を覚えさせることができ、OCRエンジンの自動学習も可能となっています。
・多言語対応
日本語や英語、中国語だけでなくベトナム語やタイ語などを含む220以上の言語文章の読み取りが可能で、手書き認識では113の言語に対応しています。
・様々な拡張子のエクスポートに対応
エクセルやCSVなど様々なエクスポート形式に対応しています。
詳細設定を行えば、他のビジネスアプリケーションに転送可能なデータとしてもエクスポートできるうえ、検索可能なPDFの作成も可能です。
・種類が異なる文書も同一フローで処理
FlexCaptureでは電子メールやFAXなど、あらゆるソースからのデータ抽出が可能で、種類が異なる文書でも情報を正確に抽出し、同一フローでの処理が行えます。
文書レイアウトなどをAIに自動学習させることも可能で、学習結果の編集や微調整を行うこともできます。
・導入方法の選択が可能
FlexCaptureを企業内のインフラにインストールする、あるいはインストールせずにクラウド上で利用するといった導入方法の選択が可能です。
どちらで導入すれば良いのかは、OCR処理する枚数によっても変わってくるため、デモ版で試してみてから検討しても良いかもしれません。
FlexiCaptureの基本スペック
ソフト名 | FlexiCapture |
---|---|
提供会社 | ABBYY ジャパン |
対応言語 | 日本語、英語など220以上 |
無料版 | ― |
AI搭載 | 〇 |
対応OS | Windows 7 SP1 Windows 8.1 Windows 10 |
導入企業 | ― |
利用対象 | 法人 |
価格 | 要問合せ |
特徴 | 多言語対応 |
ABBYYの企業情報
会社名 | ABBYY ジャパン |
---|---|
所在地 | 神奈川県横浜市港北区新横浜2-5-14 WISE NEXT 新横浜3階 |
資本金 | 2500万円 |