2022/12/27 記事を大幅に修正しました
WinActorを導入する段階で検討が必要なのはやはり「価格」です。
WinActorの関連キーワードを見てみても、「WinActor 価格」という検索ワードが関連で表示されていることからも、導入段階では気になるポイントだと思います。
今回は、WinActorを価格という観点から考えてみたいと思います
結論:Power Automate Desktopと比較すると割高感は否めない
まず、結論から申し上げますと、Power Automate Desktopと価格を比較すると、値段は割高です。
以前の記事では、WinActorとUiPathやAutomation Anywhereといった競合製品と比較したうえで、価格的に差がないことを示したのち、人件費とRPAを比較するかたちで価格比較を行っておりました。
しかしながら、その後MicrosoftからPower Automate Desktopがリリースされ、利用が進んでいきました。そこで、Power Automate Desktopの価格と比較した際に、WinActorを始めとする老舗RPA製品の価格帯が割高となってしまったのです。WinActorが突出して高いというよりも、機能面でそん色ないPower Automate Desktopが安すぎることが指摘できます。
上記は以前掲載していた、代表的なRPA製品の参考価格になります。軒並み数万円以上が一般的な価格帯でした。一方、Power Automate Desktopは無料~4350円/月で利用できます。そのため、どうしても割高という評価になってしまうのです。
Power Automate Desktopと老舗RPA製品群の一番の違いは「中央で管理できるか」という点が挙げられますが、大規模でRPAを運用・管理する事例は全体としては少数で、RPA用のPCなどを使用して小規模で利用するケースが大半です。その場合、Power Automate Desktopと比較して価格に見合うメリットがあるかを慎重に検討する必要があるでしょう。
考えられるメリットや理由は以下の通りです。
- 既にRPAを導入・運用しており、社内にナレッジがたまっている。
- RPAのシナリオを高度にカスタマイズしており、シナリオの移行が困難
いずれにせよ既にRPA製品を利用している場合は乗り換え可能かはここで検討する必要がありますが、これからRPAを新規導入する場合や、複雑でないRPAのシナリオを利用しているがリプレイスを検討している場合は、Power Automate Desktopが選択肢の第一候補として挙がってくるでしょう。