長い期間サイト運用する際は、サイト内のコンテンツの更新頻度が非常に大事なポイントとなります。長く運営しているからといって安心して放置しておくと、気が付いたら評価が低い低品質なサイトとなってしまうことがあります。また、サイトの更新の仕方にも複数のポイントがありますので、把握した上で効果的な更新とするようにしましょう。
長いサイトを運用するために目を向けるべきSEO対策について、詳しく解説していきます。
SEO対策の仕方を間違ってはいけない
長いサイト運営の中では、記事の追加や追記、リライトなどによりSEO改善を行う方が大半だと思います。この方法は一見サイトを更新しているのでSEOが改善できていると思えがちですが、実際はそうでもありません。サイトの更新には、評価される更新と評価されない更新の2つがあります。
- 評価される更新:検索ユーザーが必要だと思ってくれる、情報の追記やリライトを行う。
- 評価されない更新:信憑性が無い乏しいページを量産したり、日記のみの更新を行う。
大事なのは、更新したという事実への評価ではなく、追加したコンテンツの内容の評価が高まることが大事です。内容が改善されていなければ、評価高いサイトとはなりません。この差を理解しないと、乏しい内容の更新頻度を上げることで無駄なページを増やしてしまうだけです。無駄なSEOとなってしまうので意味がなく、検索上位となることはできません。
サイトの中で大事となるのは、検索ユーザーが必要とする情報が満載の高品質コンテンツとなっているかです。
高品質コンテンツを更新し続けることで得られる効果
高品質コンテンツを更新し続けることにより、サイトのボリュームも大きくなっていきます。クロールの頻度も高まっていき、サイトで更新した内容がいち早くGoogleに評価されやすくなります。
サイトを立ち上げて間もない新しいサイトの場合、クロールの頻度は少なくなってしまいます。新しいサイトは評価されにくいと思われがちですが、そのようなことはありません。対策を取ることで、Googleに認識されやすくなります。
それは「Fetch as Google」というGoogleサーチコンソールの機能を使うことです。該当するページのクロールをリクエストすることで、インデックスの促進やページ内容の変更をGoogleに認識させやすくすることができます。
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新しいサイトでも評価されるようになれば、長い期間サイト運用しているサイトよりも高い評価を得ることができるようになります。コンテンツの質の良さや被リンクの多さにより、長い期間サイト運用のサイトよりも順位を上げることができるので、積極的なサイト運営をしましょう。
更新継続のために行うべきポイント
更新を定期的に行うためには、運営がしっかり管理することが大事となります。しかし意外と簡単なことではなく、気が付いたら更新が止まっていることはよくあることです。ライターとの調整を密に行い、進捗状況の管理や更新日の偏りを防ぐようにしましょう。また、ライターが書きやすいために調整することも、適切な更新には必要なポイントとなります。
外部のライターさんを使っている場合は、急に仕事が断られてしまうことがあります。急な断りにより更新が止まらないように、予備のライターさんを確保しておくと良いでしょう。
新しい記事は優遇されるのか
長いサイト運営の中では、新しい記事の掲載はサイトの活性化へと繋がります。しかし、新しい記事の追加は古い記事よりも順位が確実に上がるというわけではありません。
新規の記事というのは、最新の内容を盛り込んで記載することが大半なので、上位化しやすい傾向はあります。そのため、既存の記事をリライトして更新する際には、記事アップ日から新しい情報が出ていないのかを調べた上で追記しましょう。ユーザーが求める情報というのは、時間の経過と共に徐々に変化しています。現状に対応している内容の記事へと、常に更新し続けていくことが非常に大事となります。
古い記事というのは、上位表示は難しいと言われています。しかし、内容を現在の状態へと更新することで、上位表示することが期待できます。競合サイトの内容をチェックして、自信のサイトよりも優れている部分を見つけて追記していきましょう。
更新することで発生してしまう問題点
サイトの更新というのは、新規コンテンツの追加と既存コンテンツの改善の2つがあります。どちらも最新の信憑性ある内容にしないといけませんが、注意すべき点があります。
それは、似たような情報の記事が出来てしまうことです。似たような記事が2つあると、Googleの評価が分散してしまいます。そのため、検索上位化が難しくなってしまいます。似たような情報の記事が2つになってしまった場合は、1つの記事にまとめることで問題解決とすることができます。
また、新しいコンテンツというのはインデックスから評価まで時間がかかってしまいます。そのため、一定の評価を既に受けている既存のコンテンツに追加すると評価されるまで時間をかけずに済みます。